実は身近にある「空調衛生設備」。その工事の種類は?

 



皆さん、「空調衛生設備」とはどのようなものかご存じでしょうか。ぱっと見何かは分かりづらくても、文字を見ると「空調」関係・「衛生」関係の設備だということがおわかりいただけると思います。今回は、そんな実は身近にある「空調衛生設備」と、その工事の種類についてご紹介します。




■「空調衛生設備工事業」とは?




まず空調衛生設備とは、冷暖房やトイレ、消火設備のことです。どんなにおしゃれなオフィスや最先端の高層ビルでも、空調衛生設備がなければ気持ち良く働き、暮らすことはできません。私たち空調衛生設備工事業者は、そうした空調衛生設備の工事を担当し、建物内の心地よい環境を維持するために日々活動しています。


空調衛生設備工事業者の業務内容は、空調衛生設備の新規取り付け・配管工事や、古い設備の更新工事、そして既存設備のメンテナンスや保守点検などの実施です。工場やショッピングセンター、オフィスビルなどの大規模施設から戸建て住宅まで、さまざまな現場が対象となります。昨今は都市再開発計画などによる建設ラッシュで、高層ビルやマンションからの依頼も増えるなど、需要の高い業種となっています。




■空調衛生設備工事 5つの種類

空調衛生設備の工事は、扱う設備の違いで主に5つに分けられます。


【空気調和設備工事】




私たちが活動し生活する空間の暖房、冷房、換気など、空気環境にかかわる設備の工事です。大きく以下の2つに分けられます。


・オフィス、病院、学校、商業施設等を対象とした「対人空調」

・半導体産業(クリーンルーム設備)、医療薬品製造業、食品工場など、特定の生産環境を実現する「産業(プロセス)空調」


いずれも温度、湿度、気流、空気清浄のコントロールはもちろん、近年ではさらに臭気、化学成分、騒音、そして振動までも考慮し、省資源、省エネルギーを実現する高度な快適空間づくりが求められる工事です。


【給排水衛生設備工事】

生活における「飲む」水から、トイレの排水などの「出す」水を含め、建物及び敷地内における全ての水に関わる設備工事です。トイレや洗面台、厨房などの給水・給湯、排水、ガス設備が対象となります。


【環境衛生設備工事】

環境に配慮した汚水処理や、し尿浄化槽などの設備工事です。


・汚水処理

・し尿浄化槽

・塵芥(じんかい)処理

・その他公害防除設備等


などが対象となります。

ほとんどの場合、自然環境及びインフラストラクチャと密接に関係しているため、計画、設計をする際は省エネルギーを心がける、水域・土壌汚染を防ぐなどの、自然環境への配慮が必須です。


【消火設備工事】




消火活動に必要な設備を整える工事です。


・消火設備 消化器、スプリンクラー、消火栓など

・警報設備 火災報知器、漏電火災報知器など

・避難設備 避難はしご、救助袋、緩降機(かんこうき)など


これらの消防用設備は、建物の利用者が安心安全に過ごせるために欠かせないものです。建物を火災等の災害から守り、人命にも関わる設備であるため、法にのっとった設備工事や点検作業が必要とされます。


【特殊管設備工事】

特殊管設備工事は、冷蔵、冷凍、輸送管などの設置にたずさわる工事です。家庭やオフィスなどでは馴染みのない設備かもしれませんが、これらの設備を必要とする工場などを対象とした工事です。



■空調衛生設備工事に携わるということ

■空調衛生設備工事に携わるということ




上記の通り、戸建住宅、マンション、オフィスビル、工場など規模はさまざまですが、空調衛生設備は意外と身近な、人の生活の根本部分に関わる設備です。


これらの設置工事とメンテナンスには、技術力とはもちろん細かな気遣いができる繊細さが必要です。そういう意味で、この業界の仕事は昨今話題のAIが発達しても、長く人が活躍できる将来性のある分野なのです。


今回は私たちが携わる空調衛生設備工事についてご紹介しました。興味を持たれた方や、業界や仕事環境についての率直な話を聞いてみたい方は、ぜひエアーカスタムまでお気軽にご連絡ください。