空調機分割組立工事


今回はエアーカスタム株式会社でおこなっている分割組立工事についてご紹介致します。


分割組立工事とは?


分割組立工事とは、空調機器を設置する際に機器本体をそのままの大きさで搬入できなかったり、クレーンを設置しての搬入が困難な場合に行い、空調機を搬入出来る大きさまで分解し、分解した部品を据付場所にて再度組み立てる工事のことです。



空調機の中には冷媒ガスが充填してある機器もあり、分解作業の際には冷媒ガスを一度回収して部品ごとに取り外していきます。



下記のように分割出来る大きさに限度がある部品もあります。

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更に分解することも可能ですが組み立てる際に精密な調整が必要になります。

熱交換器・ドレン板

熱交換器・ドレン板は一体となっているため分解は不可。




分解作業は搬入作業や組み立て作業も考慮して必要に応じて部品に補強を行ったり、木枠にて梱包を行う場合もあります。





取り外した配管内部にはゴミや水分が入らないよう厳重に養生をおこないます。



分解した部品は丁寧に養生を行い、搬入する際に運びやすいようにコンパクトに行います。



✩今回は分割組立工事の分割作業をご紹介させていただきました。✩

大型の空調機は工場や複合施設など幅広く設置してあり、更新する際に搬入計画に頭を悩ませることも多いと思います。

今回ご紹介させて頂いた分割組立工事を知ることによって搬入計画の幅が広がるかもしれません。


組立作業は現場内が撮影禁止だった為ご紹介できませんでしたが、

機会があれば組立作業もご紹介したいと思います。